>>88
それが西側プロパガンダというか
西側で信じられてることとロシア人の実感が
一番かけ離れてるところで
ロシアのパンピーはソ連時代よりソ連解体後の
しばらくのほうがよっぽど貧しくて地獄みたいな
時代を味わったんだよ。

その呼び水になり「資本主義圏の思想は正しい」
みたいな態度でソ連をいわゆる「西側化」しようと
してオリガルヒの草刈り場にした
きっかけとしてゴルバチョフは一定層から
極めて悪い印象を死ぬまで持たれ続けることになった。


まあゴルバチョフ自身もそうするためにやった
わけじゃないと言いわけするかもしれないが、
何にせよロシア人にとっての
「ソ連解体」の経験は極めて不快なもので
経済を自由化したら豊かになるどころか
経済自由化にともなって危うく餓死しかけた
というトラウマか始まってるから。


ここを理解できないとロシアのプーチン人気が
絶対に理解できないわけ。
なぜならそうやって「西側の経済」を導入して
餓死しかけたロシア人を救ってくれたのが
プーチンというストーリーになってるから。

プーチンの初期の仕事はオリガルヒ叩きで
とにかくソ連崩壊後に国富を切り売りして
でっかくなった新興成金をあらゆる形で
ぶちのめしてくれたことで絶大な人気をロシア人
から得ることに成功した。


ロシア人が何があってもプーチンについていくマン
に変貌したのはこの関係を頭に入れておく必要がある。