アメリカの大学生を対象にした研究によると、過去2週間で死にたいと考えた人の唾液には、普通の人とは明らかに違う細菌が含まれていたことがわかったという。
 人体に存在する細菌が心に影響することは、これまでも明らかにされてきた。だが自あぼーん念慮(希死念慮)と唾液の細菌に関係性があるらしきことが示されたのは初めてであるそうだ。
・自あぼーん念慮のある学生の唾液に違い
 今回の研究では、フロリダ大学の大学生およそ500人から唾液を採取し、うつ病や自あぼーん念慮に関するアンケートにも回答してもらった。
 食事や睡眠など、メンタルヘルスに影響する他の要因を考慮しつつデータを分析したところ、過去2週間以内に自あぼーんを考えたことがある人の唾液には、「歯周病や炎症を引き起こす細菌」が多く潜んでいることが判明したという。

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