【速報】“流転の人事” 安倍氏元秘書官 島田和久氏を今度は内閣官房参与に

政府は9月1日、前防衛事務次官の島田和久氏を内閣官房参与(防衛政策)に起用すると発表した。島田氏は安倍元首相の秘書官を長く務めていた。人事は1日付け。

島田氏は、安倍内閣で首相秘書官を長く務め、2020年から2022年7月まで防衛事務次官を務めた。

関係者によると、次官を退任した際には、安倍元首相の実弟である岸防衛相(当時)が島田氏の留任を求めたにも関わらず、官邸サイドの意向で交代となったという。

島田氏は、その後、防衛相に政策的なアドバイスを行う政策参与を務めたが、内閣改造で岸氏が防衛相を退任したことに伴い、8月10日に参与も退職。わずか1カ月余りの在任期間に終わっていた。

松野官房長官は1日の会見で、島田氏の内閣官房参与への起用について、「防衛政策分野を中心に幅広い経験を積んでいる」などと説明した。
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