広島県海田町は1日、町内の1世帯の3~6月の上下水道料金について、
本来の額は72円なのに誤って約570万円を過徴収するミスがあったと発表した。
実際の使用量は6立方メートルなのに検針時にメーター数値を見誤ったため1万6立方メートルとして積算されていた。町は近く返還する。

町によると、検針員が3、4月分のメーターの数値を見誤り、その数値を入力した影響でシステムが使用量を過大に計算したとみられる。
この世帯の料金は減免措置を踏まえて72円だったのに、7月までに569万6千円を口座振替で引き落としたという。

町上下水道課の職員が8月31日に次回の検針準備をしていた際、使用量が急激に増加していることに気付いて判明した。
使用量急増についてシステムは再検針を促していたが、職員が見落としていたという。
同課は「検針員の適切な業務指導と再検針の確認を徹底する」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/11f65415896b3e50c938a6c5968cdabece4f82d4