札幌で9月にLGBTQ映画祭 様々な邦画上映、トークショーも

LGBTQ(性的マイノリティー)を描いた作品の上映や道内在住の当事者によるトークショーを行う「札幌LGBTQ映画祭」が9月11日、
札幌市中央区のサツゲキで開かれる。LGBTQの当事者や支援者らでつくる団体「なるべさ!ALLY(アライ)」の主催で、
美乃まこと代表は「映画祭を通してLGBTQの理解を深め、身近な存在と感じてほしい」と話している。

 「ALLY」とは英語のアライアンス(同盟)に由来する言葉で、LGBTQの理解者や支援者の総称。
団体名にはアライが増えれば、性の多様性を理解し、尊重する風土が育まれるとの願いが込められている。

 パートナーシップ宣誓制度の創設など札幌市は全国的にLGBTQに優しい自治体とされるが、
団体メンバーのブランスカム空見子さんは「ニュースで知っていても、
LGBTQについて一歩踏み込んで考えたことのある市民は多くない。教育などに組み込まれていけばいい」と指摘する。

https://www.asahi.com/articles/ASQ8Y65XKQ8YIIPE005.html