京都サンガ、神戸に2-0勝利 7試合ぶり白星で残留へ希望 J1第28節
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J1京都サンガFCは3日、サンガスタジアム京セラで第28節の神戸戦を行い、2-0で完封勝ちした。7試合ぶりの白星。複数得点は6試合ぶり。15位のサンガが17位の神戸から勝ち点3を奪い、J1残留に向けて大きな勝利となった。
【写真】稲盛氏を悼み、試合前に黙とうするサポーターら
サンガは開始1分、武富がドリブルでペナルティーエリアに進入すると、パスを受けた松田が巧みに体を反転させて相手DFをかわし、左足で先制ゴールを決めた。松田は今季初ゴール。さらに9分、武富がワンツーパスで前進してゴール前に縦パスを送り、豊川が右足を振り抜いて今季リーグ戦初得点を挙げて突き放した。
神戸のサイド攻撃に苦しんだが、前半途中から3バックに変更して相手のクロスをはね返した。後半14分、豊川が相手DFの裏に抜け出そうとしたところをファウルで止められ、相手DFはレッドカードで退場。サンガは数的有利を生かし、10試合ぶりの無失点で勝利した。後半途中から出場した木村やウタカが惜しいシュートも放ち、最後まで攻めの姿勢を貫いた。
残留に向けて重要な一戦に、同スタジアムの公式戦では最多となる1万7936人の観客が詰めかけた。サンガの設立や発展に尽力し、24日に亡くなった稲盛和夫京セラ名誉会長を追悼するため、試合前に黙とうが行われ、選手たちは喪章を着けて戦った。