中国では2018年夏、アフリカ豚熱が流行し、2019~20年の豚の出荷量と豚肉生産は大幅に減少した。2021年には流行以前の水準に回復するが、同年のトウモロコシの大量輸入(2836万トン)は、ほとんどが豚の飼料向けだった。

一方で、日本も輸入トウモロコシの6割超を米国に依存しているが、トウモロコシの全輸入量は2020年で1577万トン、2021年で1524万トン(数字は農林水産省)と減少する傾向にある。

https://president.jp/articles/-/57755