『NOPE/ノープ』に続編の可能性、「物語をすべて語り尽くしていない」とジョーダン・ピール監督 ─ 出番をカットされた謎の男性とは

『ゲット・アウト』(2017)『アス』(2019)につづくジョーダン・ピール監督最新作、『NOPE/ノープ』(2022)がついに日本上陸を果たした。
早くも大きな話題を呼んでいる本作だが、このたびピール監督の意味深な発言により、続編の可能性が浮上している。
公開前、雲に覆われた飛行物体の正体を予想するため、予告編を何度も観返した者もいるだろう。米国で公開された最終予告編では、
2:20あたりにマイケル・ブッシュ演じる謎の男が一瞬だけ登場している。迫り来る何かに怯えるように逃げる人々を前に、彼らとは逆方向に進むこの男、一体何者なのか。
残念ながら、その正体が本編で明らかにされることはなかった。それどころか、このシーンとキャラクターは本編では登場せず、まるごとカットされていたのである。
この謎に対し、監督・脚本のジョーダン・ピールは「皆さんが興味深い推理をしています」と米The New York Timesのインタビューにて答えている。
「注目してくれるのは嬉しいことです」と好意的な反応を示しつつ、「あのキャラクターのストーリーはまだ語られていないということは言えます。今後、これらのことについてもっと多くの答えが得られると思います。
僕たちは、これらの物語をすべて語り尽くしたわけではありませんから」と語った。
これは通称“ノーバディ”というキャラクターのスピンオフや、あるいは本作の続編映画の存在を示唆するものだろうか。
それとも未公開シーンやディレクターズカットなどで、いずれ“ノーバディ”に関する正体が明らかになるのだろうか。
現時点でその答えもまた謎に包まれているが、このピール監督の意味深な発言により、ファンの予想はさらに白熱することになりそうだ。

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