巨額の受領疑惑…”スポーツ界のフィクサー”を生んだメディアの罪
森喜朗元首相は「高橋さんのお陰」と称えた 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の元理事とは、元電通専務の高橋治之氏(78)。五輪に限らず、サッカーのワールドカップ(W杯)、陸上の世界選手権などの招致活動に深く関与してきた”スポーツ界のフィクサー”と呼ばれる人物である。
そこにわが国最強の捜査機関である東京地検特捜部がメスを入れようとしている。 読売によれば、高橋氏が代表を務める会社と大会スポンサーだった紳士服会社「AOKIホールディングス」とコンサルタント契約を結び、約4500万円を受け取っていた疑いがあることが関係者の話でわかったという。
理事は「みなし公務員」で職務に関する金品の受領を禁じられている。事実を把握した東京地検特捜部が慎重に捜査している、とある。 高橋氏は国際サッカー連盟のジョアン・アベランジェ元会長や国際陸上連盟(現・世界陸連IAAF)のプリモ・ネビオロ元会長らスポーツ界に君臨した大物に桁違いの接待攻勢をかけて食い込み、太い人脈を築いたとされる。
1991年世界陸上東京大会、日韓共催となったサッカーの2002年W杯招致に大きく貢献、特に海外で名を馳せた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/72fdf7f3b5c1d139283ae6435cc820df48163511