岐阜県警捜査3課と岐阜羽島署、岐阜中署は31日、住居侵入と窃盗の疑いで、各務原市蘇原希望町の無職の男の容疑者(38)と愛知県一宮市の自称会社員の男の容疑者(37)を逮捕した。2人は、岐阜、愛知県の事務所や民家に侵入し、組織的に窃盗を繰り返したとみられ、県警が組織の全容解明を進めている。
逮捕容疑は、今年3月14日午前7時40分ごろから午後2時30分ごろまでに、岐阜市の男性会社役員(34)の民家に侵入し、現金約150万円や金庫、高級腕時計など計41点(被害総額計約1400万円)を盗んだ疑い。県警は両容疑者の認否を明らかにしていない。
県警によると、2人は共謀し、駐車場に止めてあった車や車のナンバープレートなどを盗んだ疑いが持たれている。県警は今年4月28日から8月10日までに窃盗などの疑いで計6回逮捕。無職の男の容疑者は乗用車を無免許で運転中に岐阜市の交差点で軽乗用車と衝突し、乗っていた女性3人にけがを負わせたまま逃げたとして、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)容疑でも逮捕されている。
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