今回の新法制定で、メーカー側には「取り下げを要求した女優の作品に対する原状回復義務」が生じることになりました。要約すると、「取り下げ(発売停止)を要求した女優さんに対して、メーカーは無条件で発売停止、ひょっとすると商品回収までしなければならない」ということです。しかも、それによって生じた損失を女優さんには請求できないことになっているのです。

適正AV業界では今までも、もし取り下げ希望の要求があれば、金銭面などの交渉を経たのち、取り下げには必ず応じてきました。しかし、今回の法律制定で、女優さん側にはデメリットなしでの取り下げが可能になったのです。