女性は小食と決めつけないで=無職・松下清・73(長崎県)

 先日、妻とレストランに入った。二人で同じランチメニューを食べたが、店を出た後で妻が私に不満を漏らした。
二人同じメニューだったのに、ご飯の入った器が妻の分が私のより小さく、ご飯の量が少なかったそうだ。
「そんなはずはないだろう」と言うと、「別のテーブルの若い男性たちには、
同じメニューであなたより大きい器で山盛りのご飯だった」と怒りが収まらないようだった。

 妻は大のご飯好き。お代わり自由の店に入ると、妻は必ずお代わりを頼み私よりご飯を多く食べている。
そんな妻だから、ご飯の量が私より少なめだったので歯がゆかったのだろう。

 一方、店の方は食品ロスを避けるため、女性はご飯を少ししか食べないと思い小さいおわんを使ったと思う。
しかし男女平等の時代。女性は小食と頭から決めつけないで客の意向を事前に確かめるべきだと思う。
お陰でせっかくのおいしい料理も後味が悪くなった。

https://mainichi.jp/articles/20220906/ddm/005/070/001000c