自宅マンション階上の騒音に悩む暴力団組長 若い衆を注意に行かせても収まらず、その後とった意外な行動

友人が切実な声で「人を紹介してほしい」と電話してきた。聞けば、住んでいるマンションで、階上の住民の騒音に悩まされているという。相手は若いカップルで、部屋に仲間を呼んでは真夜中まで飲んで騒ぐのだという。
友人には幼い子供がいて、深夜に響く大声や笑い声、ドタドタと歩き回る騒音に怯え、泣き出してしまうそうだ。  
管理人室に何度も相談したが埒が明かず、他の部屋からのクレームもすべて無視。直接、注意しにいっても相手は聞く耳をもたない。ようやく手に入れたマイホームはまだ何十年とローンが残っている。
買い替えはできないし、職場への通勤や子供の保育園を考えると引っ越すことも難しい。 「上のあいつらが引っ越してくるまでは平和だったんだが…」と彼の声は沈んでいく。
 どんなに頼んでも注意しても、自分が悪いと相手が思わなければ騒音トラブルを解決するのは難しい。手立てがなくなった友人は、そこで目には目を、歯には歯を、モラルのない者にはヤクザをと考えた。
「もう疲れちゃって。その筋の人間を頼んで、注意しに行ってもらったら、あいつらもさすがに大人しくなるんじゃないか」という。
ヤクザを頼みにしたくなる心情はよくわかる。騒音が続くと精神的に追い詰められてしまうのだ。

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