電動キックボードに安全対策、国交省が「識別装置」を検討
国土交通省は、電動キックボードや立ち乗り電動スクーターなどの識別に必要な装置(識別点滅灯火など)の技術基準について検討するため、9月5日に「新たなモビリティ安全対策ワーキンググループ」を開催すると発表した。
海外で移動サービスの多様化とそれに対応した電動キックボードや立ち乗り電動スクーターなど、新たなモビリティの開発・利用が進んでいる。これら新たなモビリティは、安全、気軽に利用できるモビリティとして通勤時の移動手段や観光地におけるアクティビティとしての活用が期待されている。
国土交通省自動車局では、これらの新たなモビリティについて「車体」の安全確保のために必要となる技術基準を検討するため、昨年10月に新たなモビリティ安全対策ワーキンググループを立ち上げ、これまでに技術基準の骨子について整理した。
今回、9月5日にワーキンググループを開催し、骨子において実施することとされた技術検証の結果を踏まえ、電動キックボードなどの識別に必要な、識別点滅灯火などの技術基準について検討する。
https://response.jp/article/2022/09/04/361390.html
国交省、電動キックボードなどの識別点滅灯で技術基準案「緑色が適当」 車道走行時は常時点灯
国土交通省は5日、電動キックボードなど「特定小型原動機付自転車」の保安基準案で設置を義務付けた「識別点滅灯火」の技術基準案を有識者会議で示した。灯火色は緑色が適当とし、車道走行時は常時点灯に、歩道走行時は点滅させる仕様とした。点滅回数と他の灯火との兼用に関しては、警察庁や有識者の意見を踏まえて継続審議とし、結論を持ち越した。
https://www.netdenjd.com/articles/-/272890