国連(UN)は7日、完全なジェンダー平等の実現には、現在のペースでは300年近くを要するとする報告書を公表した。
現在起きているさまざまな危機によって、ジェンダー格差が悪化しているという。

 UNウィメン(UN Women)と国連経済社会局(DESA)がまとめた報告書は
「現在の進歩のペースでは、法的保護での格差を解消し、差別的な法律を廃止するのに最長で286年、
職場で管理・幹部職に就く男女が同数となるには140年、各国議会で男女の議員数が同数となるには40年以上かかる」
との見通しを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2750d4852a3d4bdc34655d39bd7ab59166684367