https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-07/RHTJPXT1UM0W01
仮想通貨の時価総額、１兆ドル割れ−ビットコインは今年の安値に接近
暗号資産（仮想通貨）ビットコインは７日、今年の安値を試す展開となっている。最近の仮想通貨売りで、セクター全体の時価総額は再び１兆ドル（約144兆円）を割り込んだ。
ビットコインはシンガポール時間午前10時28分（日本時間同11時28分）現在、１万8620ドル近辺で取引された。 今週に入り６％余り下げている。コインゲッコーによると、仮想通貨の時価総額はこの24時間で同率程度減少した。
真の借り入れコストと見なされる実質金利の上昇で、さまざまな高リスク資産への圧力が高まっており、仮想通貨も例外ではない。ビットコインは６月に付けた約１万7600ドルの底値に近づきつつある。
ＩＤＥＧアセット・マネジメントの投資インサイト責任者、ケビン・ルー氏はブルームバーグテレビジョンで、「ビットコインは２万ドルを下回っている。この水準を付けたことはこれまでにもあったが、実際はもう少し下げる可能性が高い」と予想した。
