安倍元首相の国葬、記録集を作成へ…保存対象文書は「閣議決定や葬儀実行幹事会文書」想定
松野官房長官は９日の記者会見で、２７日に行う安倍晋三・元首相の国葬（国葬儀）に関する記録集を作成する方針を示した。作成に必要な文書は今年度末までに整理すると説明した。
松野氏は、公文書管理法に基づいて保存対象となる文書について、「国葬儀執行の閣議決定や葬儀実行幹事会に関連する文書などが想定される」と語った。
国葬の検証を行う考えも改めて示した。国葬のあり方や閣議決定の経緯、予算規模や使途などが論点となる見通しだ。
検証を巡っては、岸田首相が８日に衆参両院の議院運営委員会の閉会中審査で実施を表明。首相は「検証を今後の議論に資するように努めていきたい」と述べていた。
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