ハローワークで暴行想定 大垣市で訓練
岐阜県大垣市藤江町のハローワーク大垣は8日、大垣署の協力で、来所者が刃物を持って暴れた想定の実践的な対応訓練を実施した。県内のハローワークで同様の訓練を行うのは初めて。今年6月に美濃加茂市のハローワーク美濃加茂で職員が来所者に暴行を受ける事件が発生したことを受け、対応を強化する狙いで企画した。
訓練は、来所者が窓口で相談するうちに興奮し、声を荒らげてナイフを取り出し、自傷をほのめかしながらフロアを歩き回るもの。職員は落ち着かせようと犯人役の署員に言葉をかけ、ナイフを取り出した後は刺股や椅子を使って距離を取りつつ「やめなさい」「ナイフを離しなさい」などと説得を試みた。
訓練後には署員が講評し、椅子で身を守る方法などを紹介。「何よりも自分と他の来所者を守るための行動をとって」「なるべく早めの110番通報を」などと伝えた。
市岡雄志所長は「訓練では動けても急な対応は難しい。いろいろなケースを想定して訓練していく」と話した。
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