[FT]エネ不足のドイツ市民 首相に「冬を越せるのか」
先週、ドイツ西部の都市、エッセンでの対話集会での出来事だった。トーマス・シュレアーさん(60)はドイツの地方の社交クラブや協会は「社会をまとめる接着剤」の役割を果たしているが、政府は高騰するエネルギー価格のせいでこうしたクラブや協会が全滅することを防ぐために何をしているのかと問いかけたのだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB0826T0Y2A900C2000000/
ドイツのショルツ首相は10日までに、ロシアによる天然ガス供給の削減を受け国内向けに確保した量に触れ、備蓄能力の85%を超える水準に達したと発表した。
同国の予算案編成に関する演説で述べた。事態が緊迫する様々な要因はあるもののドイツは今冬を多分乗り切れるだろうとも説明。液化天然ガス(LNG)基地の新設やロシア以外からの代替調達の効果に言及した。
ショルツ氏は先週、ガス供給の問題で数カ月前に想定していた以上のぬかりのない準備を整えていると誇示。「ロシアが及ぼした脅威に十分に対応出来る」とも主張した。
https://www.cnn.co.jp/world/35193098.html