英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の側近らが、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の事務職について、少なくとも1960年代末まで「有色人種の移民や外国人」の雇用を禁じていたことが、
文書記録から明らかになった。英紙ガーディアン(Guardian)が2日、報じた。
同紙によると、女王と王室は人種差別と性差別を禁じた1970年代の法律の適用免除措置も取り付けており、免除は現在も続いている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3349997
1970年代には法律で採用の際に人種や性別で差別することが禁じられた。しかし同紙が発掘した書類によると王室は政府の官僚と交渉、法律が適用されないように取り決めていた。
王室は同紙の取材に対してコメントを拒否。慣行をいつ頃廃止したのかやその理由についても語っていない。ただ1990年代に入ってからはマイノリティの職員を採用している記録があると説明、
職員の人種に関するそれ以前の記録は残っていないと語っている。
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a36622669/royal-family-discrimination-210604/