神奈川県逗子市議の加藤秀子氏が10日、記者会見を開き、所属する立憲民主党神奈川県連幹部の県議から「パワーハラスメントを受けた」と訴えた。県連にこの県議の役職解任や除名処分を求めているという。
加藤氏によると、昨年11月の党本部の代表選で、県議から自らが推す候補を応援するよう電話で依頼を受けたという。別の候補を応援していた加藤氏が断ると「(次の市議選で)公認とれなくても知らないぞ」などと言われたという。
加藤氏は今年3月の逗子市議選に公認候補として立候補したが、県議は県連所属議員に「(加藤氏の)応援に絶対行くな」と言い、もう一人の公認候補の第一声の場で「公認候補は1人しかいない」などと発言したという。加藤氏はこれらの行為でストレス性急性胃炎を発症したとしている。
今年7月の参院選神奈川選挙区に立憲は男女2人の候補を擁立した。男性候補陣営にいた県議は、県連所属議員が加わるLINEグループに、女性候補を応援する国会議員らを名指しして「共通するのは、ポンコツばかり」などと投稿。「女性だとかジェンダーだとか、ほざいている連中」といった投稿もあったという。
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