名古屋市の河村たかし市長は12日の定例記者会見で、東京都内で27日に開かれる安倍晋三元首相の国葬について「多様な意見があるが、市長として出席するのが普通だろう」とし、公費で参加する意向を示した。

 河村市長は国葬について「政府が判断したことで、それ以上あまり言うことはない」とし、「葬式には出席するものだ」と述べた。費用負担について河村市長は、出張は公務のため「公費で出すのが適切」との見解を示した。市によると、国葬の案内状はまだ届いていない。

 また、本庁舎などで半旗の掲揚など弔意を示すかどうかを問われた河村市長は「相談して決めるが、皆さんの自由な気持ちでそれぞれ対応してもらえればと思っている」と話した。【田中理知】

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