NHK「国際報道」で謝罪 出入国在留管理庁の特集
2022/09/13

 NHKは12日、NHK・BS1の番組「国際報道2022」の中で、8月末に放送した出入国在留管理庁の特集は、在留資格を失った外国人数の推移を示すデータの使い方が不適切だったとして、「さまざまなご意見やご指摘を頂いた。視聴者に誤解を与え、大変失礼しました」と謝罪した。

 8月31日の放送では、帰国を拒む外国人たちの滞在が長期化する傾向にあると指摘。2021年1月の数字を使い5年前より2万人ほど増え、国の費用負担増につながっているなどと報じた。今月12日の放送では「22年のデータを使うことが適切だった」とした。22年の人数は5年前と比べてほぼ横ばいだった。

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