SONYは2022年9月に 家庭用ビデオテープレコーダーのベータマックスの新型モデルを発売すると発表した。ED-BETA規格にも対応。特徴はED-BETA規格でも高画質な
βTモードで録画可能となっている。また新規技術も搭載しており解像度を最高1.2倍で録画可能なPH-XR技術も採用したとのこと。また全世界の方に高品質なビデオ映像を体験してもらう為に全世界対応マルチスタンダードとなっており、NTCC 3.58、
NTSC 4.43、PAL、SECAM、PAL-M、PAL-Nに全て対応しているとのこと。まらPAL、SECAMの場合は従来機では、βU相当の録画モードにしか対応していなかった所を
βT及びβVにも対応し点もと特記すべき点であると語られた。
現在、世界中から注文が殺到しており納期は3年待ちとのこと。

仕様上の水平解像度は次のとおり
ED-BETAテープ(メタルテープ)使用時
βTs ED-BETA-S PH-XR 660TV本
βUx ED-BETA-S PH-XR 660TV本 (※ED-BETA PRO-MEテープ使用時のみ)
βU ED-BETA PH-XR 600TV本
βV ED-BETA PH-XR 600TV本

従来型テープ使用時
βTs BETA-SHB PH-XR 400TV本
βUx BETA-SHB PH-XR 400TV本 (※PRO-Xテープ使用時のみ)
βU BETA-HB PH-XR 370TV本
βV BETA-HB PH-XR 370TV本

またCHBモードも搭載しており色信号の記録帯域を約1.5倍に拡張することが可能となっている。この時若干輝度信号の水平解像度が低下してしまうが、PH-XR技術により従来機の水平解像度は維持されるので視覚上の特性は損なわないとのこと。
ED-BETAテープ(メタルテープ)使用時
βTs ED-BETA-S PH-XR・CHB 500TV本
βTx ED-BETA-S PH-XR・CHB 500TV本 (※ED-BETA PRO-MEテープ使用時のみ)

従来型テープ使用時
βTs BETA-SHB PH-XR・CHB 370TV本
βUx BETA-SHB PH-XR・CHB 370TV本 (※PRO-Xテープ使用時のみ)

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