中国などに“買い負け”に円安が追い打ち…「今まで経験したことはない」仕入れ値上昇
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d272c65164e3e5cce316d73d7764c80c0f044d

記録的な円安で、こんな影響も…。食材を仕入れる際、中国など高値で買い付ける海外業者に日本が競り勝つことができず、“買い負け”する状況が続いています。これに円安が追い打ちとなり、輸入コストが上昇して魚や肉の仕入れ値が上昇しているのです。耐えきれない店は、値上げの検討もしているということです。


「肉の村山 マルイ錦糸町店」ではアメリカ産の牛肉にこだわっていますが――

肉の村山 マルイ錦糸町店 木村基弘料理長
「(肉の)業者さんと話をしても、『日本よりも中国の方が高く買うんだよね』って。日本は円安の影響で、急に資金がなくなったというか」

中国などが高値で牛肉を買うため、日本の業者が仕入れられる牛肉が減少し、4月から仕入れ値が1.5倍ほど高値となりました。

円安に耐えきれず、ステーキ店では今後、ランチの牛肉ステーキについて、店頭価格の値上げを検討しています。また、これまでセットで付いてきたサラダとスープは無しになりました。その代わり、仕入れ値が安い牛肉の部位を使った手頃な価格の新メニューを始めるといいます。