国民的人気のウィリアム英王子、王位継承順位1位の皇太子に

英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が死去し、チャールズ国王(King Charles III、73)が即位したことを受けて、国王の長男ウィリアム王子(Prince William、40)が王位継承順位1位の皇太子となった。

 チャールズ国王の年齢を考えると、その在位期間はエリザベス女王よりも短くなるとみられることから、ウィリアム皇太子は将来の国王として強い責任感を抱きながら成長してきた。

 英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London)のロバート・ヘーゼル(Robert Hazell)教授(政府・憲法学)は、チャールズ国王が年齢を重ねるにつれ、ウィリアム皇太子が公務でより目立つようになるとの見方を示した。

 ヘーゼル教授はAFPに対し、「ウィリアム皇太子はより多くの職務を引き受けなければならず、王室の公務の担当割合が増えていくことに疑いの余地はないとみている」と述べた。

 ウィリアム皇太子は、これまであまり注目を集めずに静かに暮らしてきた。妻キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)と共に3人の子どもの世話など家事を積極的に引き受けており、国民的な人気を集めている。

 夫妻は、メンタルヘルス問題でも積極的に活動。また、環境保護にも熱心で、歴史ある王室の中でより現代的な側面を示してきた。

 王室関連の著作が多いフィル・ダンピアー(Phil Dampier)氏は、「ウィリアム皇太子とキャサリン妃は協力し合い、素晴らしい国王と王妃になるだろう」と予想する。

英ロンドンで開かれた議会開会式に出席し、王冠の横に座るウィリアム王子(肩書は当時、2022年5月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News(AFP=時事)
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220912-00000033-jij_afp-000-4-view.jpg

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc9e09553effb7c0455deef6791657763d84d603