安倍「国葬大失敗」で自民党重鎮「岸田政権はガタガタだな」…この秋「ヤケクソ解散・総選挙」へ!
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もうひとつ、岸田がすぐにでも解散を打たなければならない大きな理由がある。
自民党に巣くう二人の「妖怪」――前総理の菅義偉、そして元幹事長の二階俊博が、
政権の窮状を察して舌なめずりを始めたのである。

9月1日、菅と二階は六本木の高級鉄板焼き店「ステーキハウス ハマ」の個室に入った。
いつものように菅の口数は少ないが、二階は饒舌だ。
菅を呼ぶ際に「総理」と敬称を添えて、こう語った。

「岸田政権は、もうガタガタですな」
「統一教会の件で無傷なのは菅総理だけだ。政権がこのまま行き詰まるようなら、前面に出てもらわないと」

■ 河野太郎の不穏な動き

二階が念頭に置いているのは、菅と自らの「再登板」である。
このまま岸田や茂木が状況を打開できなければ、
党内で「菅待望論」そして「二階待望論」が出てくるに違いない。
事実、岸田や茂木の下では選挙を戦えないと不安を漏らし始めた議員は、すでに少なくない。

しかし菅は、自分が再び矢面に立てば、前政権の二の舞になると考えている。
そこで目論んでいるのが、二人の「駒」を動かすことだ。

先鋒は去年の総裁選で、麻生派所属ながら菅の全面支援で岸田と戦った、河野太郎である。