札幌市の小学校に勤務する教諭、宮下隼被告(37)がことし3月、教室で児童が使うリコーダーなど4点に下半身をこすりつけたとして、
釧路地検帯広支部に器物損壊の罪で起訴されていたことがわかりました。

リコーダーは壊れたり汚れたりしていませんが、検察は心理的に使用できないようにしたと判断したということです。

リコーダーは巾着袋の中に三角頭巾やエプロンと一緒に入っていました。

宮下被告は、教え子の女子児童が所有する洗濯ネット1枚を盗んだとして7月に逮捕されていて、
「児童ポルノに関心があり、年少者に興味があった」などと容疑を認め、その後、起訴されています。

逮捕段階で警察は、児童のわいせつ画像や動画など68万件が保存されたパソコンとハードディスクを押収して、余罪を捜査していました。

検察はリコーダーの器物損壊事件について「間違いないとわかる証拠がある」としています。