米2年債と10年債逆イールド、40年ぶりの大きさも-ストラテジスト [479677923]
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米2年債と10年債逆イールド、40年ぶりの大きさも-ストラテジスト
Tassia Sipahutar
2022年9月16日 17:18 JST
FRBの積極利上げ見通しと米リセッション入り懸念が背景
FRBが来週に何を語るかが本当に心配-ジェーコブセン氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-16/RIAGFPDWX2PZ01
米経済がリセッション(景気後退)入りに近づくのに伴い、米国債利回り曲線のうち重要部分の逆イールドが1980年代初頭以来目にすることのなかった大きさにまで、さらに拡大するリスクがあるとの見方をオールスプリング・グローバル・インベストメンツが示した。
同社シニア投資ストラテジストのブライアン・ジェーコブセン氏は米2年債利回りについて、今後半年間に急上昇する可能性があり、10年債との逆イールドが少なくとも100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に広がることが想定されると語った。ブルームバーグ集計のデータでは、2年債と10年債の逆イールドは16日に一時44bp程度と、1カ月ぶりの大きさとなった。
期間が一段と長めの米国債と比較した2年債利回りの急上昇は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる米金融当局がインフレ抑制のためにどの程度の追加利上げを余儀なくされるかを巡り、懸念が強まっていることを浮き彫りにしている。
利回り曲線の他の重要部分も逆イールドが拡大しつつあり、リセッションに陥る可能性についての投資家の懸念の高まりがうかがわれる。
ジェーコブセン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米金融当局がかなり高い水準まで利上げして、そうした水準に維持する意向であるとの現実を市場が織り込む様子が顕在化していると指摘した。
その上で、「例えば来年3月の段階でフェデラルファンド(FF)金利が4.25%ないし4.5%に近い水準となれば、2年債利回りもそうした現実を恐らく反映するものと見込まれる」とし、そのシナリオでは2年債利回りは4-4.5%に上昇する一方、10年債利回りは3%に低下して、「基本的に80年代以降は見ることのなかった」規模の逆イールドとなる公算が大きいとの分析を示した。 よく分からないけどリーマンショックみたいになるの?
オールスプリング・グローバルは従来、ウェルズ・ファーゴ・アセット・マネジメントとして知られ、運用資産額は6月30日時点で4760億ドル(約68兆円)。
2年債と10年債の逆イールドは80年代初頭に200bp強にまで拡大した。当時はボルカーFRB議長が年間14.8%に達したインフレを退治するため、金利を20%に引き上げた経緯があった。
市場では現在、20、21両日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.75ポイント利上げの決定が下され、FF金利は来年3月に4.5%前後に引き上げられてピークを付けると見込まれている。
オールスプリングは来週の米金融当局の発表や発言の内容に注目している。ジェーコブセン氏は「本当に心配すべきなのは必ずしも彼らの行動ではなく、彼らが何を語るかだ」とコメントした。
原題:
US Yield Curve Set to Invert by Most in 40 Years, Allspring Says(抜粋) 債権の取引したことないけど、本来とは違う逆ザヤってことは、安くなってるほうを買って高いほうを売って裁定取引できないのかな?
数年以内には逆イールドは解消されるよね? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています