https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220916/3000024865.html

副業で留置場空けた巡査処分 愛知県警中川警察署

愛知県警の中川警察署に勤務する27歳の巡査が無断で副業を行っていたうえ、副業に関するメッセージを私物のスマートフォンで確認するため、看守の業務を行っていた留置場を一時、不在にしたなどとして懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは愛知県警の中川警察署の警務課に勤務する27歳の男性の巡査です。
愛知県警察本部によりますと、巡査は無断で副業を行っていたうえ、ことし6月、警察署の留置場で看守の業務を行っていた際、一時、留置場を不在にして、出入口の鍵をかけなかったとして減給1か月の懲戒処分を受けました。
巡査は副業に関するメッセージを確認するため私物のスマートフォンを取りに留置場を離れ、見回りに訪れた上司が巡査がいないことに気づき、発覚したということです。
調査に対し、「生活費や遊興費にあてるため副業を始めた。副業の紹介先のメッセージに早く返信がしたくて、留置場を離れた」などと話しているということです。
愛知県警察本部の林昌彦首席監察官は「警察業務の信用を失墜する行為であり、県民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する指導および業務管理を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。