世田谷区の地域通貨「せたがやPay」好調 30%分ポイント還元、区内で利用完結

新型コロナウイルス禍や物価高に苦しむ商店を支えようと、全国各地の自治体が公費を投入し、キャッシュレス決済に高率のポイントを還元する事業を相次いで実施している。

「ばらまき」との批判もある中、ひと味違うのは東京都世田谷区。区内だけでしか使えない地域通貨を活用した独自の取り組みを展開し、「持続可能な地域おこし」を狙う。(原田遼)

 地域通貨は、スマートフォンアプリを通じて取引をする「せたがやPay(ペイ)」。現金をデジタルの「コイン」に交換し、区内の加盟店で使うと、決済額の30%分のポイントが還元される。1万円使えば、後日使える3000円分がもらえる。

7月下旬にスタートし、来年1月末まで。還元上限は7万ポイント(7万円相当)に設定する。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/201420
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