「社会の中堅」を養成する実業学校・旧制専門学校・各種学校、
「良妻賢母」を養成する旧制女子専門学校をまとめて短大・大学に移行したのだから、
この時点で高等教育機関の役割がエリート養成から中堅・花嫁養成の役割まで担うのは当たり前
エリート養成は旧制帝国大学の発想で、その役割だけを大学に求めるのは戦前か遅くとも終戦後には崩壊している

花嫁学校を大学に移行した時点で、女が「夫と子供に尽くすこと」は立派な奨学金の返済方法
「就職しない奴が悪い」といった批判は高等教育の歴史を無視している