安倍氏死去/台湾の廟、安倍元首相の記念庭園設置 24日に銅像除幕式

 (高雄中央社)南部・高雄市の廟(びょう)、紅毛港保安堂が安倍晋三元首相を記念した庭園の造園を進めている。
安倍氏の銅像の他、「台湾加油」と書かれた石碑を設置し、24日に除幕式を行う予定だ。

 同廟では安倍氏死去の翌日に追悼会場を設置。廟を管理する張吉雄主任委員は中央社の取材に対し、
「台湾の永遠の友人」を記念するため、庭園の設置を決めたと話した。

 銅像は安倍氏と同じとされる高さ175センチで、台座には「台湾永遠的朋友」(台湾の永遠の友人)と書かれた。
石碑は有志の寄贈だという。除幕式では市民による献花の他、「花は咲く」などの楽曲演奏などを行うとしている。

 同廟はすでに70年以上の歴史があり、太平洋戦争中にバシー海峡に沈んだ旧日本軍第38号哨戒艇を祭っていることで知られる。

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紀念庭園に設置される安倍氏の銅像=紅毛港保安堂提供