令和元年の台風に伴う洪水によって自家用車などの車中で死亡した人は30人。浸水したクルマからの脱出に専用ハンマーが使えますが、肝心なのは脱出後。脱出ハンマーがあればそれで良しというものではありません。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20220918-00315507

一説によると、令和元年の台風19号により水害を受けた車両は、約10万台とも言われています。10万台のほとんどは、駐車していた無人車両だったかもしれません。しかしながら、もしすべての車両にて人が乗車中で、しかも車内に居残ることにこだわったとすれば、10万人規模で犠牲者が出たかもしれません。これはクルマ社会を象徴する、命に直結する潜在的な溺水リスク要因であると言えます。