【アナログカラーテレビジョン】NTSC方式は色の再現性がわるいと言われるけど、確かに悪い。 [928380653]
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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fd/Ntsc_channel.svg/1024px-Ntsc_channel.svg.png
NTSC方式の色副搬送波が3.58MHzのQAM(振幅位相変調)される。
QAMは両側波帯じゃない場合は位相歪が必ず発生する。
色信号の帯域は最大1.3〜1.5MHz。
しかし地上波放送のsystem Mはでは映像信号帯域が最大4.2MHzなので、
色副搬送波の上側帯域が制限されてしまう結果、色信号は両側波帯ではなく
残留側波帯となってしまうため色信号の0.4〜0.5Mhzを超える成分の位相は歪んでしまうことを意味する。
厳密なNTSC方式ではYUVの軸を33度回転させたY
IQ信号を用いて、I信号に1.3〜1.5MHz、Q信号に0.4〜0.5Mhzの帯域制限を設けていたがこのときに色信号に異なる通過帯域のローパスフィルター仕様するとQ信号が遅延してしんまう為、
これの補償する回路まで搭載するとかなりコストが高くなってしまう。
このため真空管時代の受信機ではIQ信号を0.4〜0.5Mhzの帯域制限したUV信号として復調する受信機が標準的だった。
1970年以降は半導体技術の進歩で真空管よりも優れた位相特性のものが現れてきたために、送信機も厳密なNTSCのIQ信号での色信号ではなく、1.3〜1.5MHzのUV
信号が使われるようになってきた。受像機側も1.3〜1.5MHzのUV信号で復調する
ものが現れてきた。このとき0.4〜0.5Mhzを超える部分は位相歪が避けられないがある程度許容できるレベルだった。
衛星放送等では映像信号帯域が5MHzで、色信号も両側波帯で送信可能になり、
この時は色信号は歪みなく1.3〜1.5MHzで復調可能であった。
しかしあくまでも100%理想的な場合の話であり実際にはNTSC方式の色信号の多かれ、少なかれ
位相歪の発生は避けられない。
QAMを使用するPAL方式は位相歪を回避することを念頭に置いて開発されており、
基本的にNTSCよりも良い色再現が得られます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/NTSC PAL仕様のヨーロッパ版スーパーファミコンだと動作原理上F-ZEROのタイムが日本とは違ってしまうみたいな話おもしろかったわ PALの場合は位相歪はキャンセルされますがその分彩度が低下しますが、視覚上の
悪影響はNTSCよりも少なくなります。
https://i.imgur.com/lXAb3eD.jpg PAL方式はテレフンケン社が特許を取得しておりライセンス料が高かった。
欧州電気メーカーはPAL非採用国ではPAL受像機の製造・輸入を制限していた。
欧州電機メーカーは日本電機メーカーのカラーテレビジョンを阻止する為に非関税障壁
として使用した。一部の日本電機メーカーはPAL特許を回避する方法の受像機を製造し
欧州に輸出しました。
PAL特許はライン毎にYUVのV信号をライン毎に反転させているので、それを復調
するとPAL特許に抵触した。
なので奇数ラインまたは偶数ラインのみをNTSCのように復調して遅延線で他のラインに
色彩を供給する方式を採用したメーカーがあった。(SONYや三菱等)
それにはテレフンケン社も折れてしまい、日本電機メーカーも正式なPAL受像機を
製造・輸出できるようになりました。 PAL方式はテレフンケン社が特許を取得しておりライセンス料が高かった。
欧州電気メーカーはPAL非採用国ではPAL受像機の製造・輸出を制限していた。
欧州電機メーカーは日本電機メーカーのカラーテレビジョンを阻止する為に非関税障壁
として使用した。一部の日本電機メーカーはPAL特許を回避する方法の受像機を製造し
欧州に輸出しました。
PAL特許はライン毎にYUVのV信号をライン毎に反転させているので、それを復調
するとPAL特許に抵触した。
なので奇数ラインまたは偶数ラインのみをNTSCのように復調して遅延線で他のラインに
色彩を供給する方式を採用したメーカーがあった。(SONYや三菱等)
それにはテレフンケン社も折れてしまい、日本電機メーカーも正式なPAL受像機を
製造・輸出できるようになりました。 SECAMも優れた色相を提供できるが、QAMではなくFMなのでビデオ編集が困難なのと
デジタルビデオ回路との相性が悪かった。
あとは限界まで弱い電波でもカラー表示できたが、それを超えると
画面に盛大な色ノイズが発生した。 でも当時はこれを少しでも高画質で保存したくてEDベータだのS-VHSだのに20万前後はかけてたんだよね >>10
EDベータが欧州で発売されていれば神扱いだったな。
一部の情報では中東やイスラエルでPAL/SECAMに対応したEDベータが
存在したと言われているが実物の写真を見たことが無い。
欧州ではEDベータが登場するまえにVHSに圧倒的に負けていました。
また技術的な面ではベータマックスのHiFi録音はNTSCではビデオ帯域の一部を削って
記録していましたが、PAL/SECAMでは帯域不足の問題でVHSのように別ヘッドで
記録していました。これでもVHSよりも高音質な使用となっていたのですが、
PAL/SECAM対応のEDベータでHiFiの為の別ヘッドを備えたEDベータの製造が困難に
なりました。 イギリスの405本方式に着目してみると、家庭用ビデオテープレコーダーで放送レベルを
保った品質で録画できることが一部ユーザーから示されました。VHSで十分な画質で録画可能でした。
フランスの819本方式は未来を先取りし過ぎていて、企画上の最大解像度を
表示できる受像機が限られたいました。家庭用ビデオテープレコーダーに録画する際では
VHSでは非常に悪い品質で、ベータマックスやphilipsのVCR、VCR-LP、V2000ならば
比較的ましな画像で録画可能だったようです。 >>5
実際、日本の地デジで使われてるISDB-Tのメインストリームの色空間、YUV420だったはず(´・ω・`) >>11
日本の場合は、無料放送でも原則として、CASによる暗号化放送をしてる事が最大の問題だよ(´・ω・`)
ここらへんがものすごい利権の巣窟になってるし、過剰な著作権保護の義務付けによって、コンテンツ業界が著しく衰弱させられた感じあるし(´・ω・`) >>16
民事裁判で煩いアメリカでさえそのような暗号化が行われていないのに、
日本で暗号化されているのが異常なことだよ 日本のデジタル放送の問題点はMPEG-4 AVSが利用可能だったのにも関わらず。
未だにMPEG-2を採用している。上でのゴミ画質に世界一強固な著作権保護技術だよ。
笑えるでしょ >>18
デジタル放送が始まった時期考えたら、MPEG2なのは仕方ないとは思うよ。デコーダでもH.264のデコードに猛烈な電力を消費する必要があった時代だし。
実際、4K放送以降はH.265が標準化してるし、地上波でH.266を採用する事も検討されてはいるし。
問題なのは、暗号化放送が事実上義務化されてる方で、これで追加コストが笑えなかったり、コンテンツ提供側も視聴者側も少なくない不利益強制されてるからね。
しかも、暗号化する事で、伝送エラーが多くなってるし。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています