メタとエヌビディア株、週間で大幅安-ナスダック100は1月来の下落率

「インフレ落ち着くまで大型ハイテク株は痛手受ける」とメイリー氏
売り込まれていたハイテク株の最悪期は過ぎたとみている投資家は今週、さらに暗い状況が控えていることを再認識せざるを得なかった。

今週のナスダック100指数は5.8%安と、週間ベースで1月以来最悪のパフォーマンスだった。13日発表された8月の米消費者物価指数(CPI)は、物価の高止まりが予想以上に長引く可能性を示唆した。ナスダック100指数の週間下落率が4%以上となるのは、8月中旬に夏の回復局面が終わりを迎えてから3回目。

ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「インフレが落ち着くまで大型ハイテク株はさらに痛手を受ける」とした上で、「もはや潤沢な流動性や人為的に低い金利を確保することはないという状況に市場はなお適応する必要がある」と指摘した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-17/RIBSKST1UM0W01