朝日放送テレビ 番組で裁判中の被告を「有罪」と誤って放送
大阪に本社がある朝日放送テレビは、ニュースを題材にした情報バラエティー番組で、無罪を主張している裁判中の被告について、誤って「有罪判決が出された」と放送したことを明らかにし、「当事者をはじめ関係者の皆様に深くおわび申し上げます」とコメントしています。
誤りがあったのは、朝日放送テレビが毎週土曜日に関西エリアなどで放送している「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」という情報バラエティー番組です。
今月10日の放送の中で、「第三者供賄罪」について伝える際、この罪で起訴され、現在、無罪を主張して裁判中の被告について、誤って「有罪が出された」と放送したということです。
担当者が作成した原稿などを複数の上司がチェックする仕組みでしたが、誤りに気づかずに放送し、関係者からの指摘を受けて気づいたということで、17日、番組やホームページで謝罪し、訂正しました。
朝日放送テレビは「十分な確認をせずに思い込みで原稿を作成してしまいました。当事者をはじめ関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」などとコメントしています。
朝日放送テレビをめぐっては、今月9日の別の番組で、事件とは無関係の人の写真を誤って放送したことも明らかになっています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220917/2000066397.html