【独自】スリランカで義務教育に日本語を採用…大臣補佐官が本誌に明言
9/17(土) 7:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/df1dcdd506bf18618827a73e3ff32981aa5daa17

 経済危機が深刻化し、燃料不足や物価高に悩まされてきたスリランカ。7月には
事実上の破産状態となり、大統領が国外脱出するなど混乱が続いたが、ウィクラ
マシンハ新大統領のもとで、国の再生が始まっている。

 新政権は、国家再建にあたり一つの大きな決断をした。それは、日本との関係を
深めるため、義務教育で日本語を選択できるようにしたのだ。

 小学校高学年から始まる「語学」の選択肢に、これまでの英語・タミル語・シンハ
ラ語に加え、新たに日本語が加わる。国をあげての義務教育の導入は、世界で初
めてという。8月8日に閣僚会議で決定しており、今後、なるべく早い実現を目指して
作業が始まる。

 安倍晋三元首相の国葬に参列する新大統領のため、現在、日本で下準備をして
いる同国の労働大臣補佐官、兼、観光大臣補佐官のぺレラ・ルワン氏に話を聞いた。
ルワン氏は、政府見解ではなく、個人の見解だとしたうえで、本誌の取材に応じた。

――なぜ日本語が義務教育の選択肢に入ったのでしょうか?