小室哲哉が音楽活動に復帰、TM NETWORKが6年ぶり再始動
2021年10月1日
音楽ナタリー編集部


小室哲哉の音楽活動への復帰、およびTM NETWORKの再始動が発表された。
雑誌「週刊文春」で看護師との不倫疑惑を報じられたことに端を発し、
2018年1月に音楽活動から引退した小室。実際には看護師と男女の
関係にはなかったと明かしながらも、2017年8月にストレスが原因で
突発性難聴を発症し、常に耳鳴りがするという体調不良をふまえ、
結果として音楽活動から引退する道を選んだ。

TM NETWORKは1984年にデビューした、小室(Key)、宇都宮隆(Vo)、
木根尚登(G)の3人からなる音楽ユニット。シンセサイザーミュージック、
ダンスミュージックをいち早く取り入れ、日本の音楽シーンに
変革をもたらした。2012年から2015年にかけて30周年記念プロジェクトを
成功させたものの、その後2018年に小室が音楽活動から
引退したこともあり、約6年にわたり活動が凍結されていた。
しかし、1987年リリースの「Get Wild」が宝塚歌劇団雪組公演
「CITY HUNTER」の劇中で使用されたことによりTwitterで
トレンド入りするなど、活動凍結期間も彼らの生み出した音楽は息づいていた。

TM NETWORK活動再開に際し、小室、宇都宮、木根はそれぞれ
コメントを発表。小室は「改めて、お騒がせし、ご心配や
ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」と謝罪を述べたうえで、
「今しばらく音楽をやらせてください。働かせてください」
「いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。
待っていてくれるファンがいる。これからの自分に残された
時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら。
と、このコロナ禍に沢山の事を考え奮起致しました」と
復帰の理由を明かしている。

https://natalie.mu/music/news/447569