ひろゆき氏 中国のコロナ対策「合理的なことができない」に富坂聰氏「ズレてる」

 書き込みサイト「2ちゃんねる」創業者で実業家のひろゆき氏が18日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」にリモート出演し、中国のゼロコロナ政策について「合理的なことができない」と指摘した。

 厳しいコロナ対策を続ける中国政府に対して、人々が反発している動画などが伝えられると、拓殖大学の富坂聰教授は「応用問題(それぞれの地域での対応)は下がやるんですよ」と末端の政策は中央で決めていないと説明。ここでひろゆき氏は「応用問題にもなってない」と指摘した。

 中国のワクチンは中国政府は「効果がある」と言っているが、ブラジルでは「効果はギリギリあると言ってもいいくらい、というくらいの効果しかない」という結果が出ていると解説。行動制限を解除すれば数千万人の死者が出る可能性があるとした。富坂氏は中国製ワクチンはセルビアなどでも使われているとし、「ブラジルの件は最初の治験の時の話なんですよ」とやんわり否定した。

 さらに、四川省の地震の際には救助隊員にもPCR検査を実施していたが、ひろゆき氏は「重症化しない若い人(救助隊員)だけ(四川省に)入れて、初期の3日間だけはそいう人を入れて、取りあえず埋もれている人だったり行方不明の人を助けて、その後解散っていう形をやればいい」と指摘。「そういう合理的なことが中国ができないっていうのが問題」と説明した。

 ひろゆき氏の説明に富坂氏は苦笑い。「どこからツッコんでいいのか分からないぐらいズレちゃってるんだけども」とあきれるばかりだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56df32f3c3bb5e835734dd016330ea409cfe6f9d