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約7か月ぶりに取水制限全面解除 早明浦ダム貯水率100%
台風14号でまとまった雨が降ったため、国や四国4県などでつくる協議会は、
20日午前9時、香川県向けに行っていた第一次取水制限を解除しました。
取水制限が全面的に解除されるのは、ことし2月以来、およそ7か月ぶりのことです。
国や四国4県などでつくる協議会によりますと、香川や徳島の主な水源となっている早明浦ダムでは、
台風14号によってまとまった雨が降ったため、貯水率が100%に回復したということです。
このため協議会は、今月8日から香川県向けに行っていた、供給量を20%削減する第一次取水制限を、20日午前9時に解除しました。
香川県向けの取水制限が全面的に解除されるのは、ことし2月中旬以来、およそ7か月ぶりのことです。
早明浦ダムでは、ことし始めごろから雨の少ない状態が続いたため、
7月には香川県向けの水の供給量を50%削減する第三次取水制限が9年ぶりに実施されるなど、水の供給が不安定な状態が続いていました。
香川県は、かんがい期が終わりつつあり、農業用をはじめとする水の使用量も徐々に減っていく傾向にあるため、
当面は、水の供給に大きな影響は生じない見通しだとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20220920/8030014054.html