毒キノコに注意 今年も「鑑別相談」始まる 専門家「分からないものは基本的には採らないで」【長野】

キノコのシーズンを前に、県は20日から1カ月を「きのこ中毒予防月間」として注意喚起を始めました。

■きのこ衛生指導員・藤沢寿さん
「どっちにしてもサクラシメジの仲間には違いない。これはフウセンダケ」

専門の職員が観察しているのは、山で自然に生えるいわゆる「雑キノコ」です。
伊那保健福祉事務所は住民が採取したキノコが有毒か鑑別する窓口を開設しました。

県内では2020年まで3年連続で、キノコ中毒が合わせて4件発生しています。
特に多いのが9月と10月のため、県は「きのこ中毒予防月間」と位置づけています。

■きのこ衛生指導員・藤沢寿さん
「やはり自分の知識の範囲で食べられる物をできるだけ採ってくる。分からないものは基本的には採らない」

伊那保健福祉事務所は来月まで合わせて12日間、鑑別窓口を開くほか採取したキノコの販売所で立ち入り指導を実施します。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d8cb94e990cc6630b4a1d0e0e5ffb245d773297