ロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領、突然、薪割り動画を公開しました。その狙いとは。

丸太を持ってカメラの前に姿を現したルカシェンコ大統領。何をするのかというと。

ベラルーシ ルカシェンコ大統領
「ヨーロッパを凍えさせないぞ。兄弟を助けるんだ。いつか彼らも私たちを助けてくれるかもしれない」

隣にいる地元の実業家、テテリン氏と薪割りです。

ルカシェンコ大統領
「良い木だ!」

テテリン氏
「これは切りづらいぞ!」

2人で繰り返し斧を振り下ろします。

ロイター通信によりますとこれは14日に公開された映像で、ウクライナ侵攻を受けロシアに制裁を加えるヨーロッパでは、ロシアからのエネルギー供給が限られていることから、この事態に対する皮肉とみられます。

ルカシェンコ大統領
「ヨーロッパは、もみの木か白樺か選ぶ立場にない。暖める事が最重要事項だ」

ルカシェンコ氏は「彼らは考えを変えるかもしれない」などと話しながら薪を割り続けていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/499bb54e2698af54d9f22a85bb2d0a4cb5e31e88
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