〈若い信者が舞台に上がり、教会内に「巨人の星」の音楽が流れ始めた。「行くが~晃子の~ど根性…行~け行~け~晃子~どんと行け~」…参加者はスクリーンの字幕を見つつ応援歌を熱唱。壇上の信者は野球のポーズで盛り上げた。登壇した生稲氏は目頭を押さえて感謝を伝え…〉

旧統一教会信者「萩生田さんとの絆は深い」 政界復帰は「神の計画」
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ9P6DFZQ94UTFK00D.html
応援は市議時代から、信者「八王子教会の共通認識だ」

 参院選の公示を4日後に控えた6月18日午前、当時経済産業相だった萩生田氏の選挙区の東京・八王子市内の教団の教会に150人ほどの信者らが集まった。司会者はこれから萩生田、生稲両氏が来ることを明言。期日前投票に行くことなどを求めた。「萩生田さんと生稲さんが入場します」と声を張り上げると、拍手に包まれた教会に両氏が現れた。

 教会の幹部が歓迎の意を伝えた後、萩生田氏は舞台に一礼して登壇した。舞台上の壁には、教団の創始者である故・文鮮明(ムンソンミョン)氏と現総裁の韓鶴子(ハンハクチャ)氏の夫婦の肖像がかけられていた。萩生田氏は生稲氏を紹介し、参院選に立候補することなどを説明したという。