「給料からの天引き額41.7%増」失われた20年で勤労者が剥ぎ取られた"汗水の結晶"の総額

日本人の給与総額(平均年収×勤労者数)を1997年と2020年で比べると、約7.4%増。しかし、給料から天引きされる控除額(公的保険料の本人負担分+所得税+住民税)は41.7%増(13兆円近く)。そのため汗水の結晶は吹き飛び、消費税分まで加味した「実際に使えるお金」は、この23年間で6兆円も減ってしまった。北見式賃金研究所の北見昌朗所長の調査分析レポートをお届けしよう――。
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