苫前町の小学生が酪農体験 牛舎で乳搾り 子牛にミルクも|NHK 北海道のニュース
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220921/7000050834.html
農業が盛んな日本海側の苫前町で、子どもたちに酪農の仕事に関心を持ってもらおうと、特別な授業が行われました。
この特別授業は、苫前小学校が毎年行っていて、21日は3年生の子どもたち11人が130頭の牛を育てている小林博之さんの牧場を訪れました。
子どもたちは、小林さんから牛の近くでは大声を出したり、急に走ったりしないなど扱い方を教えてもらったあと、牛舎に移動して乳搾りを体験しました。
体長がおよそ2メートルもある牛を前に、最初は怖がっていた子どもたちもコツをつかむと、「楽しい」とか「温かい」と言いながら笑顔で乳を搾っていました。
また、牛舎には先週、生まれたばかりの子牛も2頭いて、子どもたちは専用のバケツを使ってミルクを与え、子牛が力強く飲む様子に驚いていました。
男の子は、「生まれたばかりの子牛がとてもかわいかったです。餌やりなどの仕事も体験できてよい1日になりました」と話していました。
また、女の子は、「毎日、牛を大切に育てている牧場の人の仕事はすごいと思いました」と話していました。