えぐれた道路が物語る衝撃の大きさ 高さ60mから落下した鉄パイプ100本 4人けが
9/22(木) 19:04配信
BSN新潟放送
22日の午後、新潟市万代エリアのマンション建設現場で鉄パイプが落下する事故があり、作業員4人がけがをしました。鉄パイプは歩道上にも落ち、一時騒然となりました。
無造作に転がる鉄パイプと、あちこちでえぐれた道路が衝撃の大きさを物語っています。60メートルほどの高さからおよそ100本の鉄パイプが落ちたとみられ、多くの人が行き交う歩道に落下したものもありました。
【記者リポート】「目撃した人の話によりますと、この上のクレーンから鉄パイプが20から30本落下。そのうちの数本はこの大通りのセンターライン近くまで転がってきたということです」
事故があったのは、新潟市中央区万代5丁目のマンション建設現場です。警察によりますと、近くにある交番の警察官が、22日午後1時45分ごろに物が落下した金属音を聞き、事故に気付きました。
建設現場の屋上部分から100本の鉄パイプの束2つを降ろそうとしていたところ、60メートルほどの高さで1つの束が落下したということです。
このうちおよそ半分は、建物の途中の18階に落ち、その階にいた作業員3人の肩や背中に当たりました。
残りの半分のうち40本ほどは敷地内の地上に落下。10本ほどが歩道に落ちて、作業員の頭にヘルメット越しに当たったということです。4人はいずれも男性で、意識はあり命に別状はないということです。
【目撃した人】「ワイヤーが切れた時に、ばちんと音がしてそこで見上げたら、バラバラと鉄パイプが落ちてきてね…」
歩道を歩いていて巻き込まれた人はいませんでした。鉄パイプは長さおよそ1.5メートル、直径5センチほどでした。
警察は落下の原因について調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/01e4ff34f88e98ac28d7bce02842a9e75b613f49