地方政府は早くも招集令状の発行を開始した。徴兵に関して助言を行う弁護士のパベル・チコフ氏によると、対象となる大多数は徴集兵や契約軍人などの経験がある予備役だ。モスクワの医師らも招集令状を受け取ったと、同氏はテレグラムで語った。
軍が設定した地方のノルマを満たすため当局が真夜中に訪問し、徴集兵をかき集めている例もある。
極東地方に住む年金生活者のアントニーナさんは、「40歳の息子を夜中に連れて行った」と証言。「私たちの村で連れて行かれたのは全員40歳以上で、若い人は一人もいない。当局は誰でも連れて行く。完全に混乱し、パニックに陥っている」と語った。アントニーナさんは名字を名乗ることは控えた。

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