https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220922/k10013832491000.html

日中の国交正常化50年を前に 中国大使館がレセプション開催

日本と中国の国交正常化から9月29日で50年となるのを前に、東京にある中国大使館が記念のレセプションを開催し、中国の孔鉉佑 駐日大使は、「世界の平和や繁栄という共通の夢を実現するため、共に努力するよう心から希望します」と述べ、両国の関係改善に取り組む姿勢を示しました。

このレセプションは、日本と中国の国交が正常化されてから50年を迎えることなどを記念するため、中国大使館が都内のホテルで22日夜に開いたもので、日中両国の関係者などおよそ300人が出席しました。
このなかであいさつした中国の孔鉉佑大使は、これまでを振り返り「中日関係の発展が最も速く、両国民にもたらす福祉が最も多く、地域と世界に対する影響が最も大きい50年でした」と述べました。

そのうえで、「隣人・パートナーとして互いに支持し、連携して前へ進み、世界の平和や繁栄という共通の夢を実現するため、共に努力するよう心から希望します」と述べ、両国の関係改善に取り組む姿勢を示しました。
このあと、来賓として福田元総理大臣があいさつし「国交正常化に携わった先人たちの思いをこの機会にもう一度思い出し、それを実現するにはどうしたらいいか、日中がともに相談しあい、これからも順調な歩みを続けてまいりたい」と述べました。