任期満了に伴う福岡市長選(11月6日告示、20日投開票)に、新人で不動産会社社員の熊丸英治氏(52)が22日、無所属で立候補すると正式に表明した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)などを「問題のある宗教団体」とし、市内での布教活動を禁じる条例の制定などを訴える。
熊丸氏は早大専門学校卒。7月の参院選福岡選挙区に出馬し、落選した。22日に開いた記者会見で熊丸氏は「住みやすい街」を掲げ、「カップルが生まれて出生率が高まる政策や、子育ての不安や負担が減る政策をできれば」と話した。
市長選には立憲民主党の元市議、田中慎介氏(44)が無所属で立候補を表明している。現職で3期目の高島宗一郎氏(47)は態度を明らかにしていない。【野間口陽】
https://mainichi.jp/articles/20220923/ddl/k40/010/215000c